Industrial Logic Simulations & Games Extreme Programming Simulations ペアドロー |
ペアドローEnglish
ペアプログラミングはeXtreme Programmingで使用されるプラクティスです。ペアプログラミングでは一台のコンピュータにつき、2人のプログラマが共同で作業をします。ペアドローはペアプログラミングのシミュレーションです。ペアドローは(例え変な人でも)プログラマとマネージャが、ペアプログラミングを実際に行う前に、どのようなものであるか感覚をつかめるように設計されました。 Industrial Logic社ではエクストリームプログラミングワークショップ内でペアドローを行っています。自分の組織内の人々にペアプログラミングを導入する手助けとして使用することができるでしょう。 さあ始めようこのシミュレーションは簡単です。誰かが進行役の役割を勤めます。進行役はペアプログラミングの経験のある人が望ましいでしょう。1ゲームには20から30分の時間がかかります。参加者がペアを組めるように偶数であることを確認します。プロのシミュレーション担当者は、1/3の時間をシミュレーションに、2/3の時間を報告に使用します。 たくさんの白紙と、一本のマジックマーカーを各参加者に配布する必要があります。できれば、各参加者毎に色が異なるようなマーカーを選ぶようにします。開始前にそれぞれの参加者に1本のマジックを選ばせ、2枚の紙を配布します。 シミュレーションそれでは、参加者に、2分で2つの顔を描くと伝えます。それぞれ別の紙に描きます。全員、自分のマーカーを使用してこれらの顔を描きます。 全員がこれらのタスクを完了(あるいは2分経過)したら、全員にペアを作るように言います。これによって、親友同士のペアを作るのではなく、参加者自身にペアを決めさせることができます。 ペアができたら、一緒に絵を描けるような居心地の良い(狭くない)場所をそれぞれのペアに探させます。それぞれのペアは異なる色のペンを持っているはずです。もし、JonとJaneのペアであれば、2人とも青のマーカーであるということはないでしょう。ペアは、緑と薄緑のような組ではなく、それぞれが絵を描いた場所が簡単に見分けられるような色を使用するべきです。 それぞれのペアに2枚の白紙を与え(あるいはホワイトボードも使用可)て、人間の顔をそれぞれの紙にペアドローすると言います。 すべてのペアが2人の顔を描き終えたら、すべてのグループは報告にうつります。 報告このゲームの設計者は、シミュレーションは報告のための言い訳に過ぎないと言うでしょう。ペアドローの報告が始まると、全員、一人で描いた絵と2人で描いた絵をテーブルの中央に置かなければなりません。以下は、エクストリームプログラミングワークショップで参加者が実際に描いたサンプルです。左がソロ、右がペアである。 報告を始める前に、すべての人が、描かれた顔を観察するのもよいでしょう。床かテーブルに並べるだけでかまいません。 今進行役が報告を開始しました。以下は、少数でありますが、私が学んだ、報告を行うための方法群です。
説明後に、進行役は、参加者に自分の絵を持ち帰らせ、参加者がまたペアドローシミュレーションを行って広めることを推奨することができます。もちろん、ペアドローを行った後に本物のペアプログラミングに挑戦してみるのも良いでしょう。ペアプログラミングに関する調査、図、実験レポート、tipsやコツなどは、このページの下にあるリンク集をチェックするのが良いでしょう。 派生ペアドローにはいくつかの派生があります。
ペアドローのアイディアペアドローはJoshua KerievskyがAlain Rostainのファンタスティックなワークショップにインスパイアされて作成しました。Improv-It: 30 Interactive Learning Activities that Unleash the Genius of Groups. フィードバックこのシミュレーションに対するフィードバック(英語)をお待ちしています。 Translated by Shibukawa Yoshiki |
  |
|
Facebook Twitter LinkedIn